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多彩なアートが交叉するホワイトキューブ 大分県立美術館1階 企画展示室A モダン百花繚乱「大分世界美術館」 展示風景

2015年4月24日、大分市の中心地に大分県立美術館、通称OPAM(オーパム)がオープンした。「出会いと五感のミュージアム」というキャッチコピーに謳うとおり、大分と世界が、伝統とモダンが、異ジャンルが出会い交わるミュージアムである。開館記念展となった、モダン百花繚乱「大分世界美術館」でも、そのコンセプトが十二分に表現された。

大分県立美術館のもうひとつの特長は、県民に開かれたミュージアムであること。それを象徴する全面ガラス張りの建物は、国際的な建築家、坂 茂の設計による。1階のアトリウムはフリースペースとなっていて、多くの人が集い、くつろぐ。展示室における作品展示も、従来のルールにとらわれず、斬新な感覚をとり入れている。写真は、モダン百花繚乱「大分世界美術館」展での、人間の生(性)と死をテーマしたフロアだが、ポイントにビビッドなカラーを効かし、作品展示のレイアウトも大胆である。

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