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古代オリエントの美と謎に最先端の光で迫る 岡山市立オリエント美術館

岡山市立オリエント美術館が開館したのは、今から約30年前の1979年。学校法人岡山学園の理事長であった故安原真二郎氏が、市にオリエントの古美術1947点の寄贈をおこなったのを機に建設された、公立の美術館としては国内唯一の専門ミュージアムである。
コレクションは、安原氏と親交のあった東京大学の故江上波夫名誉教授や故深井晋二教授の指導のもとで形成され、学術的にも価値が高く、オリエントの歴史と文化を理解する上で欠かせない、さまざまな分野の資料がそろっているのが特徴だ。
美術館では開館後も資料の充実につとめ、美術館を代表する収蔵品であるアッシリア・レリーフ(有翼鷲頭精霊像)をはじめ古代オリエントの貴重な美術品約5000点を管理しており、西日本におけるオリエント研究の拠点ともなっている。
その岡山市立オリエント美術館が、2011年4月、4ヶ月の休館期間を経てリニューアルオープンをはたした。

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