HOME > ミュージアムレポート > VOL.20 > 京都の歴史と文化を発信し、後世へ引き継ぐために 京都府京都文化博物館
取材時(2011年11月)は、特別展「京の小袖」展の第2会場として使用していた3階総合展示室。
展示ケースの前の柱は、今回の展示にあわせて仮設したもので、取り除くと1つの大きな壁面展示ケースとなる。この大きな壁面展示ケースは内部で4分割でき、パーティションをはめこむと、それぞれが単独の壁面展示ケースのように使うことができる。パーティションは、女性が1人で持ち運んで設置できるように軽量化されている。
展示室内をスライディングウォールで区切り、さらに展示ケース内部をパーティションで区切ることで、さまざまな展示に対応した空間を作り出せる。