HOME > ミュージアムレポート > VOL.25 > 多彩なアートが交叉するホワイトキューブ 大分県立美術館
3階の企画展示室に設置された、背面パネル付き4面ガラスのエアタイト式ハイケース。バックストラクチャーを採用しているため、ガラス面と躯体面がフルフラットで、どこにも凹凸や突起はない。背面パネルは1枚もので目地はなく、展示ケース全体を見渡しても、目地は足元に1本、横に走るだけ。シンプルを極めている。上部照明は調色(3000K~5000Kの無段階)、調光(5%~100%の無段階)ができるタイプで、作品に応じて適切なライティングが得られる。
導入されたハイケースのサイズは2種類あり、写真右手が大型ハイケース、左手が小型ハイケース。小型のハイケースはエアタイト機能を活かしたまま、横に連結して使うこともできる。