HOME > ミュージアムレポート > VOL.25 > 多彩なアートが交叉するホワイトキューブ 大分県立美術館
展示室の基調は白。壁面も天井も展示ケースの躯体も白である。自らを主張せず、どのような作品をも引き立てる色は白しかない。ニュートラルなホワイトキューブの中で、あらゆる作品が本来の輝きを放つ。
展示ケースも、主役である作品にしか目がいかないように、柱や目地など目障りな要素を可能な限り削ぎ落とした。これ以上はないほどにシンプルを極め、ホワイトキューブの中に溶け込んでいる。
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