ミュージアムレポート

HOME > ミュージアムレポート > VOL.14 > 美の、研ぎ澄まされた舞台 サントリー美術館

鑑賞を妨げるものは取り除き、静謐な空間で作品と向き合う。

「10年経過しても古さを感じさせないように」との依頼で技術の粋を集めて作られた展示ケース。
美術館の静謐な空間を乱さないように、存在を主張せず、美術品をいかに美しくみせるかに力点を置いて開発された。
目につく凹凸や継ぎ目などは取り除かれ、作品だけに集中できる環境を整えた。
覗きケースは、上下から作品へ均一に光を当てながら、外部へは極力光をもらさない設計となっている。

  • Back
  • 01
  • 02
  • 03
  • 04
  • 05

↑ページの先頭へ