ミュージアムレポート

HOME > ミュージアムレポート > VOL.16 > 柔らかで仄かな光の空間に日本画だけが浮かび上がる。山種美術館

第1企画展示室の大型の壁面展示ケース。2隻対にすると8mを超える屏風も、ゆとりをもって展示できる幅を持つ。幅4.5m、高さ2mの高透過ガラスを採用しているので、かなり大きな屏風でも1隻にガラスの継ぎ目がかからず見せることができるのも大きな特長。高さも画面サイズにして最大2mの掛け軸(全長2.8m)を展示でき、しかも散漫な空間にならないように設計されている。照明は暖色系・寒色系の蛍光灯2種類に加え、ハロゲンライト、LEDのスポットライトと計4種を備え、それを組み合わせて調光することで、作品の見せ方に応じた光を演出できる。

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