ミュージアムレポート

HOME > ミュージアムレポート > VOL.29 > 既存の建物を継承しながら、新たな展示環境を創出 春日大社国宝殿

左の覗き展示ケースに収められているのは、菊蝶金物の美しい国宝の籠手。鎌倉時代では唯一完存の作として著名。手前と奥の斜め上から照明をあてることで、照明が邪魔にならず、鑑賞に集中できる。
また、ケース内に照明が収まっているため、いくら覗き込んでも自分の影が入ることがなく、ストレスなく鑑賞できる。

覗きケースは、いくつかを連結して使うこともでき、絵巻などを一連で見せることもできる。連結しても継ぎ目がフラットになるため鑑賞を妨げず、ケース内のエアタイト(気密)性も保たれている。

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