ミュージアムレポート

HOME > ミュージアムレポート > VOL.46 > 既存の壁面展示ケースを大幅に改修し、展示環境を格段に機能アップ 泉屋博古館東京

第4展示室に新設した幅6mの壁面展示ケース。第2展示室に新設した壁面展示ケースよりも幅は短いが、照明やガラスはまったく同じ仕様である。ただし、展示ケース内のクロスだけは、ほかの第1~3展示室のものより少し明るめのグレーにして、変化をつけている。

泉屋博古館東京は、もともと住友家の麻布別邸のあった跡地に建てられたが、第4展示室だけほかの展示室とつながっておらず、少し離れた場所にある。ちょうど住友家の邸宅に遊びに来て、離れに寄った感じの位置づけだ。少し小さめの展示室でもあるため、暮らしの中で身近に作品を愉しむ感覚を楽しめる空間となっている。

Museum data
〒106-0032 東京都港区六本木1-5-1
泉屋博古館東京
ウェブサイト https://sen-oku.or.jp/tokyo/

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