HOME > ミュージアムレポート > VOL.36 > 地鉄や刃文を際だたせるための照明と展示ケースの妙 静岡県立美術館
静岡県立美術館の収蔵品には日本画が多く、長期にわたる常設展示はできない。そのため、展示室7で開催する収蔵品展は年に何度かテーマを変え、展示を入れ替えている。リニューアルオープン以降の「収蔵品展2018」では、7月から「新収蔵品展」、9月からは企画展「幕末狩野派展」にあわせて「日本画の情景-幕末から近代へ」が開催された。
上の写真はそれに続き10月から開催された収蔵品展「不思議なアート」。本展では、不思議なかたち、不思議な情景、不思議な動物など、収蔵品の中から「不思議」を感じさせる作品をセレクトして展示し、美術表現の豊潤さや多様性を見直すことが試みられた。
Museum data
〒422-8002 静岡市駿河区谷田53-2
静岡県立美術館
ウェブサイト http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/