ミュージアムレポート

HOME > ミュージアムレポート > VOL.38 > 静寂したほの暗い空間に御神宝が浮かび上がる。 宗像大社神宝館

上の写真は、のぞき型独立展示ケースに展示された刀。左ケースの奥の刀は筑前刀で、江戸時代の福岡藩主であった黒田家が、お抱え刀工に作刀させていたもの。筑前刀を外部に出さなかったため、他の地域では見られない刀である。

こののぞき型独立展示ケースは奥行きが800mmとやや大きいが、手前と奥の2本の枠内に収められた照明だけで展示ケース内が均一にライティングされている。しかも、照明を収めていながら、枠の太さを極限まで細くすることで、展示品を見やすくしている。

Museum data
〒811-3505 福岡県宗像市田島2331
宗像大社神宝館
ウェブサイト http://munakata-taisha.or.jp/html/shinpoukan.html

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