ミュージアムレポート

HOME > ミュージアムレポート > VOL.19 > 古代オリエントの美と謎に最先端の光で迫る 岡山市立オリエント美術館

光庭(ひかりにわ)と名づけられた2階のパティオ。噴水の水音や吹き抜けから降り注ぐ自然の光が心地よい。壁面の陶壁は、のちの人間国宝、加藤卓男氏の大作「曙光」。
星型、十字型のタイル136枚を組み合わせた組タイルは、加藤氏によって当時再現されたばかりのラスター彩によりペルシア風の図柄が丁寧に描かれている。
展示するものがあらかじめ決まっていて、そのために建てられた美術館だからこそ、外観を含め建物全体にオリエントの雰囲気を感じさせる設計となっている。

Museum data
〒700-0814 岡山市北区天神町9-31
岡山市立オリエント美術館
構造/鉄筋コンクリート構造
規模/地下1階、地上3階(延床面積4,336.13平方メートル)
開館/1979年4月6日
設計/岡田新一設計事務所
ホームページ/
http://www.orientmuseum.jp/

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