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HOME > ミュージアムレポート > VOL.22 > ゴシック様式の趣をそのままに新たな情報発信基地が誕生 ハリス理化学館同志社ギャラリー

企画展示室1

【企画展示室1】

第1回企画展「新島襄と八重」は開催期間を3つに区切り、第1章「それぞれの道」(二人が出合うまで)、第2章「2人の14年間」(結婚生活の時期)、第3章「八重の後半生」(新島襄の没後)が順番に開催された。

上の写真は第3章「八重の後半生」のときの様子で、展示品はいずれも新島八重が晩年に受け取った感謝状である。八重は襄が亡くなった後、日清・日露戦争では日本赤十字社の看護婦として戦時看護に献身。その他、弱者救済のための慈善活動や災害時の寄付行為など、さまざまな社会活動に熱心に取り組んだ。それにより、京都婦人慈善会、神奈川県知事などから多くの感謝状が贈られ、また、勲七等宝冠章、勲六等宝冠章が授与されている。

展示台上に展示された感謝状は、視認性の高いLED照明に照らされて、手に取るようにリアルに鑑賞できる。

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