ミュージアムレポート

HOME > ミュージアムレポート > VOL.41 > 近代以降の日本美術をつむぐ最先端の展示技術 京都市京セラ美術館

中央ホールを挟む北回廊・南回廊は各階4ブロックに分かれ、国内外の多彩な美術を体感できる展示室となった。南回廊1階に新設された約1000㎡の常設展示室「コレクションルーム」には、コクヨの展示ケースが採用され、「天の中庭」を囲む第1~3陳列室には合計90mの壁面ケースが設けられた。さらに、360度から鑑賞できる5面ガラス行灯ケース6台、上部照明ボックス付きの4面ガラス行灯ケース4台、連結可能の1面ガラスのぞきケース3台、大型作品用のハイケース1台を導入。踊り場に面した小さな2つの展示室にはオーダーメイドの突き出しケース4台が設置された。年4回の展示替えによって、京都画壇を中心とする近代日本画の名品など3600点を超える所蔵品から、四季折々の作品を100点ずつ紹介していく。

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